2010-05-09

計るだけダイエット、すばらしい!

昨年、メタボ検診にひっかかり、今年の2月25日から「計るだけダイエット」を実施しています。68.5kgあった体重はその直後から着実に右肩下がりで減り続け、5月8日には62kgになりました。61kg台もすぐに達成できそうです。三段腹寸前のお腹も、いまや筋肉割れも夢ではなさそうであり、筋トレもしてみようかと思っているくらいです。(まぁ、そんなにうまくいかないと思うけれど)

※ 6月16日現在の状況を追加しておきます。60kgを切りました。縦軸のスケールが違うので比較にしくいですが、まだ、減少は続いています。一人でも多く、私もやってみよと思っていただけますように。

実行しているのは基本的には本当に計るだけのダイエットです。NHKで紹介されたこのダイエット法では、朝と夜に体重を計り記録しますが、私は夜の一番重いときだけに測定し記録しています。それ以外には、通勤時に余計にあるく事、平日はなるべく飲まない事、食べ過ぎないことを注意しています。大切なのは何より計ることで、計ることさえちゃんとやっていれば、後の項目は無理しなくとも自然に守れるようになるのが面白いところです。

理由を少しだけ脳科学的に説明してみようかと思います。まず、どんながんばりも、それが辛いと思えば長続きしません。反対に、適当な喜びを与えてやると、それが身につきます。つまり、行為に対して報酬を与えることで、脳にその取り組みの意味を覚え込ませるわけです。と、これは誰でも容易に想像が付くと思います。実はポイントはもう一つあるのです。

それは、行為に対する報酬をはっきりとひもづけることです。それが毎朝・毎夜に計るという行為なわけです。実際、ウォーキングをした日は体重が減りますし、食べ過ぎれば増えます。当たり前と言えば当たり前なのですが、それがちゃんと数値に出てくることを短い間隔で見て確認するとき、小さいながらもしっかりとした喜びを脳が感じ取ることができます。さらに、この短い間隔というのがキーで、私の想像では、脳の海馬に記憶が残っている間に報酬を得られることで、それがしっかりとした長期記憶に刻み込まれるのだと理解しています。

体重がなかなか減らないこともあります。しかし、がまんしていれば、だいたい三日目には成果がでてきます。これも、計るという行為を続けているからこそ実感できるわけです。反対に、今飲んだ炭酸飲料やおやつの類があとあとどういう結果をもたらすかということも想像できるようになったので、自然と控えるようになりました。ここに、「やらないといけない」とか「つらい」とかいう気持ちはほとんどありません。あるのは、「こうすれば、また、喜びが得られる」という前向きな気持ちだけです。

自分自身の話に戻って、体調に対する効果も大きいようです。もともと重度の無呼吸症候群と診断されている私ですが、64kgを切ったある日を境に、日中のひどい眠気から解放されるようになりました。目覚めもとても良いです。さらに、これは予想していなかったのですが、むずむず脚症候群も、薬1錠では効かなくなって困っていたのですが、1錠でも十分に効いてくれるようになりました。

なお、リバウンドに対する不安はありません。なぜなら、もし、リバウンドしても、また、計るだけダイエットをすれば良いと思えるからです。

もし、ダイエットでお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ、計るだけダイエットに挑戦してみてください。きっと、誰でも簡単に実施できます。以下、関係する情報を掲載しておきます。

最初にNHKが紹介した内容のもの。
ガッテン流「計るだけダイエット」

女性の場合はこちらも必見。
挫折なし!失敗なし!女性の最強ダイエット

「計るだけダイエット」の元NHKプロデューサーが執筆した本。
死なないぞダイエット
とてもお勧めです。続けていられるのは、妻から渡された、この本を読んだお陰もあるかもしれません。何のためにダイエットをするのか、とても大切な気づきが得られたからです。

2 件のコメント:

金ベエ さんのコメント...

ほんまかいな・・・

そういえば、うちのカミサンもなにやら毎日体重みたいなグラフを風呂場に隠していたなあ・・・

しかし、こう数字を見せつけられられると
うーーむ・・・リアルやなあ・・・

やってみようかなあ

きんじい

てん さんのコメント...

きんじいさん、ぜひ、トライしてみてください。
特に最後に紹介した「死なないぞダイエット」は娘さんや奥さんのためにも読んでみてください。最初の数ページを読むだけでも、2kgはやせられると思います。名付けて読むだけダイエットかな。

ところで、体重計は最低でも100g単位が必要です。できれば、50gが良いようです。200gとかだと、毎日の変化が取り切れません。変化がないと、がんばる気も続きません。