(いつもの雰囲気と少し変えまして・・・読みにくいかも。)
iPad でなくともいいんだけど、e-Book Reader にはとても期待している。きっと、教科書というものの概念を大きく変えることになると思うんだ。少し考えただけでもワクワクする。世界の人たちが考えはじめると、とんでもないものが生まれるような気がする。今回の iPad は、それを少し確信させてくれたから、ほんと、ワクワクしている。
電子教科書といっても、単純に教科書をデジタル化したものを期待している訳じゃないよ。それは、もう、Kindleが実現しているし、それだったら紙で置き換え可能だもの。インターネットが見られるからじゃないよ、そんなのは携帯でも可能だもの。メモがとれる、動画が見られる、辞書がひける、確かにいろんな事が一つのデバイスの上で可能になるけれど、そういうことじゃないんだ。私が期待しているのは、大げさに書けば人が知恵を伝承していくテクニックそのものが大きく変化するような気がするんだ。きっと、教室、いや学校も変えてしまう。
少なくとも、教科書というコンテンツは、どんどんエンターテイメント化するのは間違いないよね。先生が動画で話しかけ、3D空間で疑似体験し、世界中の人と議論ができる。ともかく、先生が伝えたいことが、それにもっとも適した方法で提供されるようになると思う。これだけでも楽しみだけど、期待しているのはさらにその先。教科書なんだから、理解や記憶を支援する仕組みが必要。ポストイット、辞書、鉛筆、消しゴム、補助教材、友達、先生等々、学習するということにおいて必要なとる要素のすべてが大きく変化していくと思うんだ。たとえば、電子ポストイットというのがあったとすれは、それは、張った瞬間に学習を支援する10,000ものアクションが発生するようになると思う。
ひとつ言えるのは、何かを覚えたい、習得したいと思ったときに脳の中で起きていること、それに近い事が代替されるようになると想像すれば、電子教科書で何が可能かを誰よりも早く具現化できるかもしれない。そんなふうに思う。
もう一つ書かないといけないことがある。それは、電子教科書のアクセシビリティ。
電子教科書のアクセシビリティを音声化だけで済むと思ってると、あっという間に新しいアクセシビリティの問題が山のように生まれてくる予感がする。絶対に気が抜けない。少し先の未来を想像しながら、アクセシビリティの問題が生まれないように、しっかりとこれからの進化の過程を見る必要があると思う。
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