学習障害関係では有名な方と長く話す機会がありました。
この早期教育の話もしたのですが、私の意見にはやや否定的でした。
否定的だったのは、綺麗な発音を聞く必要と、綺麗な発声が出来るようになることが大切である、という部分です。
この方の考えでは、英語は、聞き取れなくも、話せなくても、コミュニケーションしたい気持ちがあれば出来るのではないか、というものです。
インドの方の英語の発音はなかなか聞き取りにくいが、しかし、コミュニケーションしているではないか?と言われてしまうと反論できませんでした。
でも、私は、聞き取れないものは聞き取れないのです・・・
2 件のコメント:
・言葉を聞く機能(言語野ウェルニッケ領域)
・言葉を話す機能(言語野ブローカ領域)
つまり、言葉を「聞く」と「話す」は大脳では異なった領域が担当しているから、綺麗な発音を聞けば、正しく発声できる、という公式は成立しないんだと思う。
でも、日本人が不得意なRとLの聞き分けについて言えば、早期に耳にすることが大切なのだと思う。これは言葉だけじゃなくて、音楽についても言えることかも。
コメント、いつもありがとうございます。
絶対音感を得るのは3歳くらいまでが大切なようですね。ある幼稚園の取り組みを見ていると、もう少し後でも大丈夫みたい。絶対音感はいらないけれど、相対音感は欲しかったなぁ。あと、美声と。
LとRは、思えば、小6くらいから意識して、英語の塾に行ったり、海外短波で沢山英語を聞いたり、NHKのラジオを聞いたり・・・社会人になれば、沢山の英語クラスに通ったり、半年もUSに滞在して毎日英語のニュースを聞いて、毎日iPodで英語の勉強をしても、のびはゆっくり。(幸い、少しは良くなっています。)
こうして、どの教科よりも一番勉強したはずなのに、一番実りが少ないというのが残念。
でも、英語を聞ける人は、やっぱり遙かに勉強しているんですよね。きっと。私は勉強の仕方が悪いんですよ、きっと。
こういう人は多いはず。ディスレクシアを通じて、このあたりの対処方法も少しずつ見えてきているので、自分の英語の弱さにも生かしていこうと思っています。
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