唐突だけど、私がお願いしたい施策は電線類地中化。これをいっそう進めてほしい。 電線類地中化とは、文字通り、電信柱を廃し、電線類を地中に埋めること。欧米に比べて日本では遅れている施策の一つだ。 デメリットも多いが、メリットも多い。そして、必ず必要になる施策なのだ。
私が強くお願いしたい理由は、まずは、バリアフリーの観点。 歩道が確保しやすくなることは、障害のある方だけではなく、当然、子供やお年寄りにもメリットがある。 それと、将来、家庭内発電が盛んになると、今の電力網ではそれを電力会社に戻しきれないらしい。 ドイツなどは、近い将来に家庭での太陽発電などが普及しても、その余剰電力を活用できるしっかりとした電力網が作られているようだが、日本では、すぐに限界に達すると聞いたことがある。 景気対策を公共工事に頼るのは嫌だが、ポイント制度よりは良いように思う。
ただし、デメリットも多い。 特に、日本のように地震や台風の多いところではメンテナンスに普段から相当の費用がかかるらしい。 そうした費用は税金ではなく電力会社の負担となるようなので、つまり、電気代が高くなる。 この点は、多機能な共同溝を作れば良いように思うのだけれど。 ともかく、みんなの知恵を集めて、電線類地中化を進めて欲しいと思う。
ついでに、宅配程度の荷物ならば無人で送れる配送網も作ってしまえばいいのにと思ったりもする。
