2008-10-05

病の起源 ~文字が生んだ病~ に期待!

ご存じの方も多いと思いますが、NHK 病の起源シリーズの第4集では、読字障害が取り上げられます。

予告や関係する方から聞いた話では、「人類は文字が誕生してから5千年の歴史しか経てないので、文字に適応できない脳があるのではないか。しかし、それが脳の他の部分を特異的に生かすことにつながっている。」というようなストーリーのようです。
少し期待しています。

まったく私の個人的な想像にすぎませんが、最近、識字障害は次のように考えることもできるのではないかと思っています。
「文字を読むことに障害があるから・・・ではなく、
 平面や立体イメージを処理することが特異的に長けているので、
 あるいは、違う処理の仕方をするので、
 文字の処理をかえってうまく発達させることができない。」

どこかに障害があるという考え方だと、私にはどうもしっくりこないのです。

 
読字障害は学習障害の一つです。その学習障害のとらえ方は様々です。 私自身は、「学習することに障害のある人(Learning Disabilities)」としてとらえるのではなく、「学び方の違う人(Learning Differences)」としてとらえるのが良いと思っています。

0 件のコメント: