もう三月ほど前になりますが、ここにもコメントを寄せてくれていたある方が、お亡くなりになっています。仕事の打ち合わせでメールをするものの、何度送っても返事がなく、悪い予感がしていました。
その方とは、熱い議論を何度もさせていただきました。信頼できる大切な仲間の一人でした。年に一度、地方でのお仕事を手伝ってもらっていたので、その時はじっくりと飲みながら議論をしました。地元の魚とお酒、心からの議論、もうそれが出来ないと思うと悲しいです。
いつも障害のある方の視点からお話される方でした。少しでも当事者の方から離れたところに気持ちがあって、障害に関する活動をしているような人を見つけると、必要の無いくらい怒っていました。「あの先生と喧嘩しちゃいましたよ。だってあの先生・・・」と強く言いながらも、だんだんと苦笑いに変わっていきます。なんだかんだ言いながら、少し後悔しているように見えました。
この方、基本的にどんな人でも嫌いになれないのだと思います。好きだから、議論をしかけるんだと思います。そうなのに、あげく相手をされなくなると、とことん落ち込んでいたんだと思います。それが悔しい。もったいない。もっと受け止めて、もっと議論が出来たら・・・と思います。
三ヶ月たっても、何か事をするたびに思い出しています。
彼女だったらどう思うだろう。何て言うだうろ。
やっぱりしかられるだろうか。
心の中で生きています。